彼が誰にでもあいさつする
こんにちは!彼が日本にいる間は忙しくてなかなか更新することが出来ませんでした…。
彼は3週間日本に滞在し、真夏の日本を体験し、涼しいハンガリーへ帰って行きました。
旅行のことや国際恋愛のことをまた少しずつ更新して行きたいと思います。
今日はタイトル通り彼の素敵な行動について。
日本の空港につき、ヨーロッパ→日本の長旅で疲れ果てていた彼でしたがお腹は空いているとのことでコンビニへ。
レジにいる店員さん2人に元気に「おはようございます。」と一言言ってから商品を差し出す彼。
店員のおばさん戸惑いながらも笑顔で「お、おはようございます。」と返していました。かわいい2人に周りからの注目が。笑
ヨーロッパのスーパーやお店って客と店員が対等なんですよね。
だからレジでも最初に「hallo~」と挨拶してから商品を渡します。
彼はヨーロッパでの習慣を日本でも日本語verでやっただけなんですが
コンビニに暖かいやさしい空気が流れたような気がします。
私も特に彼に「日本ではあいさつしなくていいよ」などは言いませんでした。
あいさつした方が気持ちいいです。
私もヨーロッパだけでなく日本でもやってみようかな。店員さんにあいさつ。
【ネタバレ注意】インターステラー 〜高次元について考える〜
こんにちは!Vaniちゃんです。
昨日ニュースで探査機「はやぶさ2」が小惑星に再着陸し、地下の岩石の採取に成功した。「太陽系の歴史のかけらを手に入れた」とやっていたので夕食後のテレビをみたい家族を差し置いてニュース系番組をみていました。
宇宙って本当に魅力的です。
私は完全に文系人間なのですが、なぜか惹かれてしまうところがあり、個人的にブラックホールや高次元の世界、相対性理論、宇宙の法則を考えるのが好きです。
理解できているかは別として。笑
(学校の勉強よりこちらのほうが好きでした。)
しかしSF映画ってあまり好きではありませんでした。
怪物みたいな宇宙人がでてきて、UFOがビューンって飛んで…あれ宇宙ってこんなに安っぽい世界観だっけ?と思ってしまい、
高校生だった私はアメリカのオシャレ恋愛映画が好きでした。
しかしインターステラーを観た時に雷に打たれたような衝撃を覚えました。
なぜこれを映画館で観なかった!と後悔しました。
将来実際に起こるかもしれない地球の危機や
ワームホールを通って別の惑星に行ったり、高次元の世界を知る…
文章に書くとどうしても安っぽくなってしまう!
しかし映画ではSF空想ではなく、かなりリアルに見えます。映画制作においてその道のプロである物理学者たちが監修に加わっているからです。
メイキング映像では「科学的忠実に描こう」と監督が言っています。
この映画は宇宙への旅の物語ですが、愛がテーマの映画であるとも思っています。
(ここが文系の私でもかなり楽しめた理由?!)
以下少しネタバレ注意
もちろん、メイキングをみてわかるのですが父と子の親子愛がみれますが
アンハサウェイのセリフで
Love is the one thing we are capable of perceiving that transcends dimentions of time and space.
というのがあります。
科学的に考えると、論理的に考えると、何言ってんの?となりますし
彼女はただ恋人に会いたくて、これを言ったのかもしれません。
しかし私は愛の直感は信じるべきだと思っています。
あまりネタバレをたくさんかきたくないのですが、映画をみればわかります。
人類は三次元のものしか感知できませんが(と思い込んでいる…?)5次元や高次元からのメッセージを感じるのは愛という感覚からです。
愛おしいという感情、感覚は次元なくして考えられる絶対的な存在だからです。
人間に愛情があるのには子孫繁栄などの論理的な意味がある。といいますが
亡くなった人への愛情は?地球の裏側にいる彼を待っていられるのはなぜ?
大自然を美しいと思うのはなぜなのか?
論理的に説明できない感情はたくさんあるのです。
人類は世界規模で戦争をして殺しあったり、人種差別をしたりとりあえず愛が足りないです。あと自分への愛も。
高次元の人からのメッセージを受け取るにはまだまだかな?
と、まあオカルトじみた話に聞こえますが高次元は私たちは感じられないのです(まだ)未知を知るには全ての常識を捨てる必要があると思います。
そんなのバカバカしい。って思うことが未知への扉かもしれませんよね。
時間も物理的なものとして考えられます。
重力の関係でとある惑星では1時間=地球時間7年分となります。
たった数時間その惑星にいっただけで地球では数十年の月日がたっていました。
時間を物理的に考えると過去も未来もなく今しかないんだ。という気分にさせられます。
そう思うとインターステラーの世界は愛をもって今を生きようと思わせてくれます。
おすすめの映画です。
【おすすめ本】パリのすてきなおじさん
こんにちは!Vaniちゃんです。
日本に帰ってきて一番よく行くのが図書館です。
小さい頃から本が大好きで、小学校の時に学校で一番本を借りた人として表彰されたくらいです。(かわいい内容の表彰式。笑)
最近は西洋絵画の本にハマっていたのですが、たまたま目について面白そうだなーと思った本がかなり良かったのでおすすめします。
パリのすてきなおじさん
まずイラストがかわいいのとタイトルも魅力的。グラフィックって大切ですね。
思わず手に取ってしまうような少し小さな大きさ。
パリのすてきなおじさんの名前の通り、金井真紀さんとフランス在住の広岡裕児さんがパリのあちこちで集めた普通のおじさん集。
ヨーロッパ大好きな私にはたまらない本でした。
パリにはいろんな人種の人がいる。みんなパリに行き着いたバックグラウンドは違うし、生き方も、考え方も違う。
パリのそこらへんにいる普通のおじさん。
仕事して、ワインを飲んだり、故郷の味を楽しんだり、家族を愛したり、離れてしまった家族を思いながら、生活しているおじさんのドキュメンタリー。
みんな違うんだけど、違うのは当たり前なんだけど
みんなしっかり自分を持っていて、
生粋のパリっ子もいるし、戦争や紛争でフランスに行き着いた人、出稼ぎのつもりがずっとパリにいる人、夢を諦めた人、イギリスに渡れない難民の人、仕事に誇りを持っている人、同性愛で傷ついた人…
人生を重ねて今みんなパリのおじさんになっています。
これを読んだ時、あー私は私のままおばさんになっていこうと思いました。
日本に帰ってくるたびに、日本にいる古い友人と話すたびに
”みんな同じ、決められたレールに従って生きなければいけない”という無言の圧力にやられてしまいそうになります。
そうではないことはわかっているんですが(そして私は全くルールに従っていません汗)雰囲気がどうしてもあります。
みんな違う価値観があって、みんな違う”大切なもの”がある。
私は自分の”大切なもの”を守りながらいつかハンガリーでインタビューされるような”すてきな おばさん”になりたいものです。
図書館で借りたけど手元に欲しいから日本にいる間に買っておきたい一冊でした。
国際遠距離恋愛3年目の私が国際遠距離恋愛をして良かったと感じる理由
こんにちは!Vaniちゃんです!
前回のキムカーダシアンの記事ですが、キムが名前を考え直すと発表したみたいですね!良かった良かった〜。
キムのいつもの炎上商法のような気もしなくはないですが、キムですからね。笑
今日は国際恋愛についてブログを書こうかな〜と思います。
私は今日本にいますが、実は二週間後に彼が日本に遊びにきます!
楽しみで仕方がないのですが、やはり国際恋愛。いろいろな困難がありました。
私たちの現状
私たちはお互いの留学先(ヨーロッパ)で出会い一緒に過ごし
彼が母国ハンガリーへ一度帰国。
更に私も約1年の留学を終え日本に戻り働き始めました。
そのタイミングで彼がオランダの大学へ通い出した為私たちは完全に最低3年間は国際遠距離をしなければいけない状況です。(大学の卒業が最短で3年な為)
現在の状況では彼の大学はあと1年半で卒業できるはず…!というところまできました。(ヨーロッパの大学は卒業することが日本に比べてかなり難しいです。一年生から二年生に上がる頃には1/3の生徒が学校を去っていました…)
彼が無事卒業できるように応援しています。
なのでまだまだ国際遠距離は続きそうですがポジティブに日々過ごしています。
国際遠距離恋愛はツライ!?
グローバルな社会になってきたのでダーリンは、ハニーは外国人!という日本人は対して珍しくないようにみえますね!
人は人種や肌の色、文化が違っても愛しあえる素敵な生き物だなと実感するこの頃です。
ただもし相手や自分が祖国に帰らないといけない時、どうしても遠距離恋愛になってしまう状況に陥った時にはそのrelationshipを長続きさせる、維持するにはさまざまな壁を乗り越えないといけないのも事実です。
私は約3年国際遠距離をしていますがこの3年間で学んだことがたくさんあります。
もし簡単に彼と結婚してヨーロッパのどこかに住んでいたら、あまりいい方向に進まなかったのでは?とさえ思っています。
(いや、遠距離なんて嫌ですよ本当に早く終わって欲しいと思っています笑)
国際恋愛の敵〜その1〜
社会人の国際遠距離の敵はやはり日本での仕事。
日本の企業は海外のように長期で休みは取りにくい環境にあると思います。
一度就職したら簡単にやめるのも世間的にどうかということもありますし、自分のキャリアを犠牲にしないといけないことがあります。
留学先から帰ってきてまず就職しなければ!と思った私でしたが全く乗り気になれませんでした。
留学終わった時も日本に帰りたくないとホームステイ先のママと一緒に泣いた程私にとっての故郷は日本ではなく留学先のマルタでした。しかしマルタでの就職など考えついてもいませんでしたし何よりも十分な資金がなかった為泣く泣く帰ることに。
かなりの逆ホームシックと逆カルチャーショックを抱えたままの就活でしたが何社か英語の先生の内定をいただくことができました。
しかし、正社員で就職していいものか?もうヨーロッパにいけないかもしれない。
(私の場合はこの時、彼に会えなくなるかもしれないという恐怖もありましたが、ヨーロッパにいけなくなることのほうが恐怖でしたが。笑)
いろいろな思いから世間体を気にして無理に就職するよりかは派遣社員で貿易事務の仕事をすることにしました。派遣ですので日本にいる間にお金を貯めてたまに彼に来てもらう。期間が終わったらヨーロッパにいる彼に会いに行く。というスタイル
しかしこのスタイルは私は完全に不安定な生活になります。
契約が切れたら来月の給料が入る確証はないし、
彼に会いたいから、と言って自分の好きな仕事をしているわけではありませんでした。
これが大きな間違いであると気づいたのは派遣社員が一年程続いた時です(遅い)
国際恋愛の敵〜その2〜
遠距離恋愛って寂しいですよね。ましてやヨーロッパと日本気軽に会える距離ではありません。
国際遠距離恋愛の場合ほとんどの時間を彼と一緒には過ごせません。
ですがこの時期私は仕事も楽しくなく、都会で1人暮らしをしていた為友達も近くにいなくてかなり孤独な日々を過ごしていました。
彼はなるべく電話をしてくれて気にかけてくれましたが、私は孤独と自分への自信の無さが日に日に増していくのを感じ、彼と喧嘩するようになりました。
そして対して楽しくない貿易事務を辞めました。
(ちなみにその後、高級旅館の仲居さんをしました。海外のお客さんが多い旅館でしたので英語も使え、接客業が好きな私には楽しい仕事になりました!)
国際遠距離恋愛で一番大切な努力
人間同士の関わり合いなので国際恋愛だけでなく全ての恋愛が何かしらの努力が必要だと思います。しかし国際遠距離恋愛の場合、通常よりたくさんの努力が必要だと感じます。
しかし、一番しなくてはいけない努力は離れているからこそ、自分自身の生活を楽しむ努力です。
彼のために我慢しているとそのうち爆発します。
本当にやりたい仕事があるのならその仕事をやるべきだし、それがお互い、いい関係を気づくのに一番大切であると気づきました。
そして、自分に自信をつけること。
留学する前私はかなりネガティブで自己肯定感がかなり低い根暗でした。
しかし私の夢はヨーロッパに住んで、家族を作り幸せなママになることです。
そして旦那さんに頼らず自分でお金を稼ぎたいなと思っています。
語学留学や彼の実家に住むことで一時夢は叶いましたが、まだまだこれから!
完全自立への道はまだまだ遠いです。
日々迷いながら勉強中です。
遠距離恋愛はお互いを成長させる
遠距離恋愛。ツライですがしておいてよかったのかなと思います。
自分がどれだけ彼を大切に思っているか、彼がどれだけ将来を考えてくれているか小さな努力だけでなく大きな努力もあるので感じやすいと思います。
なにより私の場合は、もしこの状況になっておらず簡単に彼と一緒になれてヨーロッパに住んでいたら対して自立心は芽生えず、自分は何がしたいのか?気づかないままのほほんと暮らし、彼に依存し、いつか彼に呆れられそうな気がしてなりません。笑
もちろん一緒になってから素敵に自分を持って楽しんでいる方も、彼に支えられ幸せになっている方もいるでしょう。
あくまでゆとりで何も考えて来なかった私、Vaniちゃんの自分の人生について考え直すきっかけをくれたのは離れたからかな…?と思っています。
そしてそう考えると遠距離恋愛も悪くないな、と思え、かなりポジティブになれました!
でもやっぱり、好きだから会えるのが楽しみですね〜
おもいっきり楽しみたいです!
キムカーダシアン 下着のブランドの名前を「Kimono」?! cultural appropriationについて
こんにちは!お久しぶりです。Vaniちゃんです!
更新がかなり空いてしまいました。
実は日本に帰ってきております。
日本でやらなくてはいけないこと。
日本食を堪能するとか、アジア独特の暑さを感じるとかいろいろありますが、一番やらなくてはいけないことは親知らずの抜歯です…。
実はもう抜いてきました。歯の治療って本当に怖いですね。
また抜歯についてもブログに書いていきたいです。
キムカーダシアンの下着ブランド
さて、先ほどインスタグラムで衝撃的なものを見てしまいました。
それがこちら アメリカのセレブ キムカーダシアンのインスタグラム
Finally I can share with you guys this project that I have been developing for the last year.
— Kim Kardashian West (@KimKardashian) June 25, 2019
I’ve been passionate about this for 15 years.
Kimono is my take on shapewear and solutions for women that actually work.
Photos by Vanessa Beecroft pic.twitter.com/YAACrRltX3
キムカーダシアンが補正下着のブランドを出すよ〜っていうお知らせです。
よくセレブが新しい化粧品ブランドを出したり、下着のオリジナルブランドを出したりしますので、私はまたか…と軽い気持ちで見ていました。
(カイリージェンナーのリップ、リアーナのfentyなど大人気ですよね!)
肌の色に合わせた色でサイズも豊富であることなど述べた投稿になっています。
しかし、問題は補正下着の商品の名前です。
このブランド、商品名が『Kimono』
??一体、着物はいつから補正下着になったんだ(笑)
日本語の響きがかっこいいからそういう名前にしたんでしょうか?
なにか由来や似ている点があるのでしょうか?
(補正下着と着物は似ても似つきませんが…笑)
問題はさらにあります。
キムカーダシアンは、下着のKimonoを商標登録、独占権を取得しようとしているみたいです。
(まだ審査中で商標登録したわけではありません)
着物は日本の伝統的な衣装であり、深い歴史や伝統があります。
それを商標登録で下着になってしまったら…と考えると完全なるcultural appropriation(文化の盗作)になるのでは…?
インスタグラムやツイッターで#kimono と検索するとアメリカ人の作った補正下着が見れるってことですよね?
日本の伝統的な着物がかなり品がないものになってしまいます。
大和撫子なんか程遠いです。
控えめに言ってありえないですよね…。
キムの”クリエイティブチーム”はそのことに誰もつっこまなかったのでしょうか?
キムカーダシアンは既に @kimono というインスタグラムアカウントを作り、専用のサイトがあります。
(kimonoの名前でドメイン取れちゃうんだ…お金いくらかかったんだろう…ていうか日本止めなさいよ)←心の声です。
キムのアカウントにはごく少数の日本の文化だからkimonoという名前を使わないで欲しいなどのコメントがあります。
が、全く名前は気にせずただ商品が楽しみである、という外国人のコメントの方が圧倒的に多い気がします。
(日本文化知らない人だったら仕方がない!)
これも外国人みんながこれはよくないぞ?!ってことに気づいてくれたら事態は変わるかもしれませんが…。
ツイッターには#KimOhNoのハッシュタグが流行っているようですが主に日本人の日本語コメントですので大きなムーブメントにして直接キムに届けるのは英語でツイートするほうが効果はありそうですね。
ただハッシュタグをつけてツイートしているだけで抗議の意味にはなりますね。
文化の盗作について考える
近年、ファッション業界やSNSで文化の盗作やcultual appropriationという言葉を聞きますが不快に思わない、むしろ素敵だなと思うものもありますよね。
白人の女の子がチャイナドレスを着てプロムに行こうが
(プロムという晴れ舞台にアジアの文化を身につけようと思ってくれたことが嬉しい)
外国人観光客が安い浴衣をお土産に買い自国で少し着崩れしてるけど嬉しそうに着ていたり(完全に私の友人です)
アジア人が黒人バスケ選手に憧れてドレッドヘアーにしようが
漢字の見た目がかっこいいからって「芸者」とタトゥーで入れようが
(ハンガリーの家の近くのレストランの店員さん笑)
全く構いません。アジアに興味持ってくれてありがとう。ですよ。
しかし今回の件は文字どうり文化そのものを盗んでしまいます。
アメリカ人の中ではKimono=キムの下着ブランドになってしまいます。
名前を変えてくれることを祈っていますが、一番は商標登録、独占権が通らないことを祈るばかりです。