【ネタバレ注意】インターステラー 〜高次元について考える〜
こんにちは!Vaniちゃんです。
昨日ニュースで探査機「はやぶさ2」が小惑星に再着陸し、地下の岩石の採取に成功した。「太陽系の歴史のかけらを手に入れた」とやっていたので夕食後のテレビをみたい家族を差し置いてニュース系番組をみていました。
宇宙って本当に魅力的です。
私は完全に文系人間なのですが、なぜか惹かれてしまうところがあり、個人的にブラックホールや高次元の世界、相対性理論、宇宙の法則を考えるのが好きです。
理解できているかは別として。笑
(学校の勉強よりこちらのほうが好きでした。)
しかしSF映画ってあまり好きではありませんでした。
怪物みたいな宇宙人がでてきて、UFOがビューンって飛んで…あれ宇宙ってこんなに安っぽい世界観だっけ?と思ってしまい、
高校生だった私はアメリカのオシャレ恋愛映画が好きでした。
しかしインターステラーを観た時に雷に打たれたような衝撃を覚えました。
なぜこれを映画館で観なかった!と後悔しました。
将来実際に起こるかもしれない地球の危機や
ワームホールを通って別の惑星に行ったり、高次元の世界を知る…
文章に書くとどうしても安っぽくなってしまう!
しかし映画ではSF空想ではなく、かなりリアルに見えます。映画制作においてその道のプロである物理学者たちが監修に加わっているからです。
メイキング映像では「科学的忠実に描こう」と監督が言っています。
この映画は宇宙への旅の物語ですが、愛がテーマの映画であるとも思っています。
(ここが文系の私でもかなり楽しめた理由?!)
以下少しネタバレ注意
もちろん、メイキングをみてわかるのですが父と子の親子愛がみれますが
アンハサウェイのセリフで
Love is the one thing we are capable of perceiving that transcends dimentions of time and space.
というのがあります。
科学的に考えると、論理的に考えると、何言ってんの?となりますし
彼女はただ恋人に会いたくて、これを言ったのかもしれません。
しかし私は愛の直感は信じるべきだと思っています。
あまりネタバレをたくさんかきたくないのですが、映画をみればわかります。
人類は三次元のものしか感知できませんが(と思い込んでいる…?)5次元や高次元からのメッセージを感じるのは愛という感覚からです。
愛おしいという感情、感覚は次元なくして考えられる絶対的な存在だからです。
人間に愛情があるのには子孫繁栄などの論理的な意味がある。といいますが
亡くなった人への愛情は?地球の裏側にいる彼を待っていられるのはなぜ?
大自然を美しいと思うのはなぜなのか?
論理的に説明できない感情はたくさんあるのです。
人類は世界規模で戦争をして殺しあったり、人種差別をしたりとりあえず愛が足りないです。あと自分への愛も。
高次元の人からのメッセージを受け取るにはまだまだかな?
と、まあオカルトじみた話に聞こえますが高次元は私たちは感じられないのです(まだ)未知を知るには全ての常識を捨てる必要があると思います。
そんなのバカバカしい。って思うことが未知への扉かもしれませんよね。
時間も物理的なものとして考えられます。
重力の関係でとある惑星では1時間=地球時間7年分となります。
たった数時間その惑星にいっただけで地球では数十年の月日がたっていました。
時間を物理的に考えると過去も未来もなく今しかないんだ。という気分にさせられます。
そう思うとインターステラーの世界は愛をもって今を生きようと思わせてくれます。
おすすめの映画です。